同病相憐れむ

【読み方:どうびょうあいあわれむ、分類:故事】

同病相憐れむは、同じ病気、同じ悩み、同じ苦しみを持つ人は互いにいたわりあい、同情し合うことをいいます。これは、中国の史書で、春秋時代の呉と越両国の興亡を記した書である「呉越春秋(闔閭内伝)」において、「同病相憐れみ、同憂相救う」とあるのに基づくものです。

なお、本用語と似たようなものとして、「同類相憐む」や「狼は互いに食わず」などもあります。