鳶が鷹を生む

【読み方:とびがたかをうむ、分類:諺】

鳶が鷹を生むは、平凡な親が優秀な子を生むことの喩をいいます。一般に鳥類において、鳶(トビ/トンビ)も鷹(タカ)も同じタカ目タカ科に属することから姿や大きさも似ていますが、世間一般では鷹の方が評価が高くなっています。これより、鳶を平凡なものにたとえ、一方で鷹を優秀なものにたとえることで、平凡な両親から優れた子どもが生まれることを示唆しています。

なお、本用語と似たようなものとして、「鳶が孔雀を生む」や「百舌(モズ)が鷹を生む」などもあります。