猫も杓子も

【読み方:ねこもしゃくしも、分類:諺】

猫も杓子もは、誰もかれも、何もかもを喩えたものをいいます。これは、一緒くたにすることを喩えたもので、その語源として、「女子(めこ)も弱子(じゃくし)も」が変化したとする説、「禰宜(めこ)も釈子(しゃくし)も」が変化したとする説、猫や杓子は日常生活の中で目につきやすいからとする説などがあります。

一般に本用語は、日常生活の中では、「猫も杓子も携帯電話を使う」や「猫も杓子も特売日に買い物する」というように使われます。