失敗は成功のもと

【読み方:しっぱいはせいこうのもと、分類:諺】

失敗は成功のもとは、「失敗は成功の母」とも言い、失敗してもその原因を追究し、欠点(問題点)や方法(やり方)を反省して改善していくことで、かえってその後の成功に近づくことができることをいいます。

これは、実際に失敗することによって、従来のやり方を改めることができ、かえって成功へと繋がることになるから、一度や二度の失敗で諦めるべきではないという教えとなっています。また、その一方で、失敗してもその原因を追究せず、問題点ややり方を改善しようとする姿勢や努力がなければ、また同じような失敗をくり返すだろうという戒めにもなっています。

なお、本用語と似たようなものとして、「七転び八起き(七転八起)」や「禍を転じて福と為す」、「しくじるは稽古のため」などもあります。