光陰矢の如し

【読み方:こういんやのごとし、分類:諺】

光陰矢の如しは、「光陰流水の如し」や「光陰逝水の如し」とも言い、月日の経つのが早いことの喩えをいいます。これは、「光」は日、「陰」は月の意から、「光陰」は月日・年月・時間を意味し、文全体では、月日の経つのは本当に早く、二度と戻ってこないので、無為に過ごすべきではないという戒めも含んでいます。

なお、本用語と似たようなものとして、「今日の後に今日なし」や「歳月人を待たず」、「時節流るるが如し」、「盛年重ねて来らず」などもあります。