嫉妬/ジェラシー

【読み方:しっと、分類:恋愛】

嫉妬は、英語で「jealousy(ジェラシー)」と言い、恋愛においては、自分の愛する人の愛情(想い)が他の人に向けられるのを恨み憎むこと(気持ち)をいいます。また、日常生活においては、自分より優れている人やうまくいっている人を羨んだり、妬んだりすること(気持ち)をいいます。

嫉妬

一般に嫉妬は、人間の感情の中でも非常にやっかいなもので、その根本には、恐怖や不安、悲しみ、怒り、恨みなどのネガティブな感情があります。また、時として、誤解や思い込みなどがコントロールできなくなって、その攻撃的な言動や態度により相手を傷つけてしまうこともよくあります。

なお、嫉妬は、人によりその程度(大小)は異なりますが、誰にでも生じるものであり、特に人間関係や恋愛関係においては、そのネガティブな感情をうまくコントロールすることは大きなカギとなります。

<嫉妬の名言>

・嫉妬とは、愛の保証への要求である(トルストイ)。
・愛は強くして死のごとく、嫉妬は堅くして陰府にひとし(ソロモン/旧約聖書)。
・嫉妬は常に恋と共に生まれる。しかし必ずしも恋と共には滅びない(ラ・ロシュフーコー)。
・空気のように軽いものでも、嫉妬する者には聖書の本文ほどの手がたい証拠となる(シェイクスピア)。
・嫉妬は恋の姉妹である。悪魔が天使の兄弟であるように(ブーフレール)。