楽屋落ち

【読み方:がくやおち、分類:概念】

楽屋落ちは、「内輪受け」とも言い、芸能界において、身内(仲間)の人しか理解できない冗談や洒落のことをいいます。これは、元々は芝居(演芸)や寄席などで、楽屋にいる仲間など特定の人だけに通じて、観客など普通の人には分からないことに由来し、それが転じて、仲間同志にだけ通じて、他人には分からないことを意味するようなりました。

一般にお笑いの世界では、ネタの視点を変えるためなのか、観客(お客さん)が知りようもない人のモノマネをしたり、舞台裏をバラしたりするといった「楽屋落ちのネタ」がよく出されることがあります。