スキャンティー

【読み方:すきゃんてぃー、分類:衣類】

スキャンティーは、女性用の極めて丈の短いパンティーのことをいいます。これは、「乏しい」や「寸足らずの」といった意味の英語の"scanty"を基にした名称で、元々は、デザイナーで画家の鴨居羊子さん(1925-1991)が1955年に自らがデザインした下着に付けた名称です。

当時、下着と言えば、白が主流で残りのほとんどは肌色が常識である中、その発売にあたっては「画期的な七色のパンツ」というコピーで宣伝されました。また、1980年代には、全国的に流行し、当時の若い女性はごく普通にはいていたそうです。

スキャンティー

一般にスキャンティーは、普通のパンティー(ショーツ)よりさらに布地の面積の小さい下着となっており、具体的には、履きこみの浅いタイプ(スーパーローライズ)で、脇の布が細いものが該当します。また、デザインによっては、お尻の割れ目が見えたり、下の毛がはみ出そうなものもあり、通常は機能面で履くのではなく、ファッション面や性的アピール面などで履くことが多いです。

ちなみに、セクシーランジェリーの中には、穴あきタイプや透け透けタイプなどもあります。