物憂い

【読み方:ものうい、分類:概念】

物憂いは、「懶い」とも表記され、何となく心が晴れないことやだるくて億劫(おっくう))であること、何となくつらい(苦しい)ことをいいます。これは、何となくそのような状態であるという意を表す「物(もの)」に、自分の思うようにならないで心苦しい(つらい)という意を表す「憂い(うい)」からなる用語です。

一般に本用語は、日常的には、「物憂い気分」や「何事をするにも物憂い」というように使われます。