箍が緩む/たがが緩む

【読み方:たががゆるむ、分類:概念】

たがが緩むは、「箍が緩む」とも表記され、緊張が緩んだり、年を取ったりして、気力や能力が鈍くなることをいいます。また、組織などの規律が緩むことも意味します。これは、竹や金属で作った輪で、桶や樽などの外側(周囲)にはめて締め固めるのに用いる「箍(たが)」に由来する言葉(慣用句)で、この箍が緩むとバラバラに分解されて(壊れて)しまうことから来ています。

一般に本用語は、「最近、組織のたがが緩んできている」や「試験が終わり、たがが緩んで遊びほうける」というように使われます。