本意

【読み方:ほんい、分類:概念】

本意は、本当の気持ちや本当の考え、本来の意図、本来の意思、元からの考えなどをいいます。これは、日常的には、「本意をただす」や「本意を遂げる」というように使われ、その類語には、「本心(ほんしん)」や「本音(ほんね)」、「本望(ほんもう)」、「真意(しんい)」などがあります。

なお、接頭語の"不"が付いた「不本意(ふほんい)」は、自分の本当の望みや気持ちとは違っていることをいい、また"自分"と組み合わせた「自分本位(じぶんほんい)」は、自分を中心とした物事の考え方や自己中心的なあり様をいいます。

<本用語の使用例>

・開発途中のもので判断されるのは本意ではない
・こうした疑念を招くことは、私の本意ではございません
・国会審議に支障を来すのは本意ではないので撤回し謝罪したい