ご多分に漏れず

【読み方:ごたぶんにもれず、分類:口語】

ご多分に漏れずは、「御多分に漏れず」や「御多分に洩れず」とも表記され、ほかと同様に(世間と同じように)や、例外なくをいいます。これは、世間一般の例や大勢を意味する「ご多分(御多分)」と、ある範囲からはずれるを意味する「漏れる」の否定形の「漏れず」からなる用語で、"ほか(世間)と同様"を意味する表現となっています。

なお、たまに見かける、「ご多聞に漏れず」の表記は完全な誤りです。

<本用語の使用例>

・ご多分に漏れず、うちも不況で家計が厳しいです
・田舎者である私も御多分に漏れず、東京では銀座が最愛の街です
・IT業界もご多分に漏れず、様々な種類のマネジャーで溢れかえっています