カットバック

【読み方:かっとばっく、分類:放送

カットバック(Cut back)は、「切り返し」とも呼ばれ、メディア業界では、ある場面と別の場面、または元の場面とを交互に転換することをいいます。これは、場所や時間の異なる映像を交互に繰り返し入れ替える演出手法であり、通常、映画やテレビでは、カットを対立させることによって、緊張感(心理表現)を強調できるそうです。また、極めて短いカット(1秒以下)を連続的に切り返すものについては、「フラッシュバック」と言います。

なお、本用語はスポーツでも使われており、例えば、アメリカンフットボールでは、ボールを持った選手が走るコースをオープン方向から内側へ急角度で変えることや、それを取り入れた攻撃プレーのことをいいます。